こんにちは!金町エリアの最新教育情報をお届けする「みらいジムかなまち」ライターチームです。
「偏差値の高い学校に入れば、将来は安心」——そんな時代は終わりを告げようとしています。私たちが大切にしているのは、「その学校が、お子様の未来を生き抜く力(自律心や探究心)を育んでくれる環境かどうか」という視点です。
今回は、都立中高一貫校の最高峰とも言われる「都立小石川中等教育学校」へ直接足を運び、学校のリアルな雰囲気や生徒たちの様子を取材してきました。進学実績だけでは見えてこない、小石川ならではの「圧倒的な学びの環境」と「生徒たちの自主性」を余すところなくお伝えします!
金町からも通いやすい!安全な通学路と通学データ
学校の立地は文京区・千石。都営三田線の千石駅からは目の前、JR山手線の巣鴨駅からも大通りをただ真っ直ぐ進むだけです。繁華街のような誘惑もなく、開けた安全な道が続くため、毎日お子様を通わせる保護者様にとっても非常に安心できる環境です。通り沿いにはSAPIXや栄光ゼミナール、東進ハイスクールなど名だたる進学塾が立ち並び、エリアの教育熱の高さがうかがえます。

気になる通学時間についは、学校情報によるとこのような感じです。
- 30分以内: 275人
- 31分〜60分: 541人(★最多ボリュームゾーン!)
- 61分〜90分: 115人
- 91分〜120分: 14人
金町駅から巣鴨・千石エリアまでは、常磐線(千代田線直通)を利用して40〜50分程度。まさに一番人数の多い「31〜60分」の層に入ります。
161名は、近隣の文京区から通っていますが、全体の約13%の生徒は1時間以上かけて通学しているところをみると、遠くからでもぜひ通いたいという学校であることがうかがえます。
金町エリアからも十分に無理なく通えることがわかります。
自由と自律が共存する、小石川の生徒たち
学校生活における「自由度の高さと自律」も大きな特徴です。
- 服装の自由: 中学生は制服ですが、高校生(4〜6年生)からは私服登校です。奇抜な格好の生徒は見当たらず、ニットにデニムで髪をシュシュでまとめた子や、なんちゃって制服を着こなすなど、それぞれがTPOをわきまえたおしゃれを楽しんでいました。
- スマートフォンの扱い: 持ち込みは自由。授業中にスマホをいじっている子もいましたが、先生から頭ごなしに注意されることはないようです。驚いたのは、休み時間になっても全員がスマホに釘付けになるわけではなく、友人同士で和やかに会話を楽しんでいる姿が多かったこと。ツールに振り回されない自己管理能力に安心感を覚えました。
「小石川流」妥協なきカリキュラムと充実のサポート
小石川の最大の特徴は、「特進や文系・理系のクラス分けを一切せず、6年間全員がすべての教科・科目を学ぶ」という点です。
これを実現するため、一般的な学校が1日6時間授業のところ、小石川では「45分×7時間授業」を導入。授業数を増やすことで、全科目を浅くならず深く学べる工夫がされています。
- 英語: 日本人の先生でも授業は基本「オールイングリッシュ」。2人1組のフリーディスカッションなど、高校生になっても真剣にスピーキング演習に取り組んでいます。
- 数学: クラスを半分に分けた少人数制授業。静寂の中、全員が深く集中しています。
- 小石川フィロソフィー: 質の高い探究活動。一人ひとりがテーマを決め、答えのない世界を論理的に探究する力を養います。
- 中3・高2の全員参加留学: 中学校3年生のオーストラリア留学では14日間の滞在中、観光はたったの3時間!それ以外の時間はすべてホストファミリーと過ごし、8校に分かれて現地の学生と肩を並べて授業を受けるという、超実践的なプログラムです。
公立校ならでは!中学生は給食無償化
給食の無償化:中学生まではランチボックスと牛乳の給食が注文可能で、こちらは令和6年から無償化されているのがありがたいですね。
充実の設備と学習フォロー:公立校でありながら、私立顔負けの設備とサポート体制も魅力です。理科の実験用には顕微鏡が90台(1人1台分!)完備。さらに、教室の後ろには東京大学や一橋大学などの卒業生がチューターとして勉強を教えてくれる制度も整っています。
ICT教育:中学生は生徒1人1台のSurface(タブレットPC)が貸与され、小型で無駄に分厚い指定ケースなどが無いところが好印象でした。高校生ではノートPCを各自購入するスタイルで、東京都からの助成がでるので自己負担は3万円程度とのこと。
【進学実績】1学年151名が叩き出す、圧倒的な合格力
そして、保護者様が最も気になる「出口(進学実績)」について。入り口に飾られた「科学の甲子園優勝」「日本代表高校生ディベート大会出場」といった数々の垂れ幕が象徴するように、小石川の生徒たちは大学受験においても驚異的な数字を叩き出しています。
令和7年度(現役生のみ)の実績として伺ったデータがこちらです。
- 1学年の生徒数: 151人
- 国公立大学 合格者: 約70名(★学年の約半数!)
- 早慶上理 合格者: 144名
1学年たった151名という少人数でありながら、「現役」で学年の約半数が国公立大学へ進学。さらに、早稲田・慶應・上智・東京理科大といった最難関私立大学には延べ144名が合格しています。
「文系・理系に分けない」「6年間全教科を学ぶ」というカリキュラムは、一見すると大学受験に遠回りに思えるかもしれません。しかし、この圧倒的な実績こそが、「広く深く学ぶ」小石川流の教育が、真の学力と合格力を育てている何よりの証明かもしれません。
校長先生が語る、小石川の「3つのC」
8時25分から始まり、7時間授業、そして部活動と、生徒たちの1日は非常に濃密です。この忙しくも充実した環境について、校長先生は「3つのC」が重要だと語ります。
- Chance(チャンス): たくさんのことを学ぶ機会があること
- Challenge(チャレンジ): 子供たちが挑戦できるサポートが整っていること
- Change(チェンジ): 自分自身が変容していくこと
「何でも一生懸命に学ぶ」小石川の風土は、この3つのCを体現しており、これからの時代を生き抜く力強い土台になると確信しました。
【中学受験・学校選びのヒント】お子様に最適な環境をみつけるために
圧倒的な魅力を誇り、「自ら考え、行動する力」を育む都立小石川中等教育学校。しかし、中学受験においてはお子様の性格や将来の目標に合った「最高の環境を複数みくけておくこと」が大切です。
都立中高一貫校という狭き門だからこそ、私立中学校を含めた幅広い選択肢を持っておくことが、受験をポジティブに乗り切る最大の秘訣となります。
「でも、金町から無理なく通えて、教育方針もしっかりしている私立中ってどこがあるの?」 「毎日のことだから、乗り換えの負担が少ない学校を知りたい!」
そんな保護者様の声にお応えして、みらいジムかなまちでは『金町エリアから通いやすい!おすすめ私立中学校ピックアップ一覧』をまとめました。
千代田線直通のJR常磐線や、京成線といった金町ならではの交通アクセスを最大限に活かせる、魅力的な私立中学校を一挙にご紹介しています。
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